AI相場から距離置くなら無関係銘柄を、ゴールドマンが 推奨
要点: ゴールドマン・サックスは、AI相場から撤退するのではなく、イーライリリーやフォーティネットのようにAIとの連動が比較的低く企業固有の材料で動く銘柄を組み入れ、過熱した単一テーマへの集中リスクを和らげる分散を提案している
AI相場 から離れるならイーライリリーとフォーティネット、ゴールドマンが推奨
ゴールドマン・サックスは最新リポートで、AI相場に過熱感があるとみる投資家向けに、AIとの連動が比較的薄い銘柄としてイーライリリーとフォーティネットを挙げた。ただ、AI投資からの撤退を促しているわけではない。単一テーマに偏ったポートフォリオでは、異なる要因で動く銘柄を組み入れる余地がある、という発想だ。
AIは株式市場の主要テーマとなり、バリュエーションや資金フロー、投資家心理に広く影響している。このため、同じ物色の流れに左右されにくく、企業固有のファンダメンタルズで動きやすい企業に目を向ける意義が増している。リリーは医薬品開発や需要、規制動向が重要で、フォーティネットもテック企業ではあるが、業績はサイバーセキュリティ分野の投資サイクルや競争環境に左右されやすい。
AI期待との相関が低い銘柄は、医薬品の開発動向や企業のセキュリティ予算など、別の収益要因に基づく投資機会を提供し得る。もっとも、今回判明している範囲では、ゴールドマンの全銘柄リストや選定手法、相関の測定期間、新たな投資判断や目標株価の有無は明らかでない。
したがって、明確なのは個別手法より戦略面の示唆だ。相関の低い銘柄への資金配分は、直ちにAI主導相場の終わりを意味しない。AIの恩恵を受ける銘柄を持ちつつ、別の成長源を持つ企業にも分散する――今回のメッセージは、強いポートフォリオは一つの物語だけでは成り立たない、という注意喚起に近い。
2026-05-25T12:01:09.500253+00:00 UTC 公開
関連銘柄
- LLY — Eli Lilly
- FTNT — Fortinet
- Selection note: The report specifically highlights Eli Lilly and Fortinet as Goldman Sachs picks with low correlation to the AI trade; Goldman itself is just the source of the call.