ビットコインに下押し圧力、リスク資産離れの兆し
要点: ビットコインは約2カ月ぶり安値まで下落し、ナスダック100に大きく劣後するなか、オプション市場でもプット優勢で弱気姿勢が強まっており、6万ドル近辺を維持できるかが次の焦点となっている
ビットコインに下押し圧力、リスク資産離れの兆し
ビットコインに再び下押し圧力がかかっている。3日の取引で価格は4月初旬以来の安値に下落し、一時的な調整というより、リスク資産全般への見方が変わりつつある可能性を示した。
一部報道では、暗号資産保有会社ストラテジーが保有ビットコインの一部を売却した後、下げが加速したとされる。ただ、これが下落の唯一の要因かは確認できていない。より確かなのは、値動きが弱く、トレーダーが守りを強めていることだ。
ビットコインのナスダック100指数に対する相対力は約1年前にピークを付け、その後ビットコインは約35%下落、同指数はほぼ同率上昇した。差は約70ポイントに広がり、2019年3月以来の大きさとなった。投機色の強い局面で先導役になりやすいビットコインに代わり、この1年は大型テクノロジー株が選好されてきたように見える。
3日の暗号資産関連銘柄のオプション市場ではプットがコールを上回り、ストラテジーではプットが約10万枚、コールは3万7000枚未満とされた。1日の動きだけで流れは決まらないが、上値追いより防御への需要を映す。
予測市場では、ビットコインが2026年中に6万ドルを下回る確率を8割近くと見る向きもある。焦点は2月初旬の安値6万62ドル近辺で、明確に割り込めば売り継続観測が強まりそうだ。一方、この水準で下げ止まれば、弱気ポジションの積み上がりが反発余地につながるかが次の論点となる。
別の報道では、ビットコインが鈍い一方で暗号資産全体には上昇が広がっているともされる。ただ、裏付けは限られ、資金がセクター内で循環している可能性にとどまる。現時点で言えるのは、ビットコインが約2カ月ぶり安値を付け、過去1年でナスダック100に大きく劣後し、主要オプション市場で弱気ポジションが目立ってきたことだ。
2026-06-03T16:01:15.985403+00:00 UTC 公開
関連銘柄
- MSTR — Strategy
- COIN — Coinbase
- Selection note: Story centers on a Bitcoin sell-off and bearish positioning in crypto-linked equities; Strategy is directly cited and Coinbase is a major listed crypto exposure.
参考リンク
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