September 16, 2024
S&P500 週間ベースで今年最高値を更新 FOMCでは大幅利下げに期待

S&P500 週間ベースで今年最高値を更新 FOMCでは大幅利下げに期待
先週の米国株式市場は、今週に迫ったFOMC(米連邦公開市場委員会)での大幅利下げへの期待感から、全体的に楽観的なムードに包まれました。(2024年9月16日付)
- 🇺🇸S&P500 週間ベースで今年最高値を更新 FOMCでは大幅利下げに期待
- 大幅利下げ観測を背景に米国株は上昇
- 専門家の見解:楽観論と慎重論が交錯
- ドルは140円割り込むか
- 先週の決算
- 今週の決算スケジュール (2024.9.16〜)
🇺🇸S&P500 週間ベースで今年最高値を更新 FOMCでは大幅利下げに期待
先週の米国株式市場は、今週に迫ったFOMC(米連邦公開市場委員会)での大幅利下げへの期待感から、全体的に楽観的なムードに包まれました。S&P500株価指数は週間ベースで年初来最高値を更新するなど、力強い上昇を見せました。

大幅利下げ観測を背景に米国株は上昇
今週の米国株は、S&P500種株価指数が週間ベースで年初来最高値を更新したほか、ダウ工業株30種平均やナスダック総合指数も大きく上昇しました。

特に、景気動向に敏感な銘柄や小型株が大きく上昇したことが特徴です。小型株の指数であるラッセル2000指数は2.5%上昇しました。

この株高の背景には、FOMCが来週の会合で政策金利を0.5%と大幅に引き下げるとの観測が広がっていることがあります。市場では、FRB(米連邦準備制度理事会)が景気後退を防ぐために、大胆な金融緩和に踏み切るとの見方が強まっています。
実際、市場ではすでにFOMCでの0.5%利下げが40%の確率で織り込まれているとの報道もあります。
専門家の見解:楽観論と慎重論が交錯
市場関係者の間では、今回のFOMCでの0.5%利下げの可能性について、楽観的な見方が大勢を占めています。JPモルガン・アセット・マネジメントのポートフォリオマネジャーであるプリヤ・ミスラ氏は、「0.5%の利下げとなれば、FOMCが後手に回ることなく状況に対応しているということが分かり、市場にとって朗報だ」と述べています。
また、ジェフリーズ・ファイナンシャル・グループのブラッド・ベクテル氏は、0.5%の利下げが実現すればドル円は1ドル=140円を割り込むと予想しています。ルネサンス・マクロ・リサーチのニール・ダッタ氏も、「市場は0.5%の利下げを歓迎するだろう」と述べています。
一方、FOMCが実際に市場の期待通りの大胆な利下げに踏み切るかどうかについては、慎重な見方も根強く残っています。ナットアライアンス・セキュリティーズのアンドルー・ブレナー氏は、「0.5%の利下げは正しい判断だと思うが、過去のデータにこだわる傾向のあるFRBが、実際にそれを決定するとは思えない」と述べています。
ティケオー・キャピタルのラファエル・テュイン氏は、「景気減速に対処する0.5%利下げは、年末にかけて市場を不安定化させ、ボラティリティを引き起こす可能性がある」と指摘しています。
ドルは140円割り込むか
先週末、ドルは対円で一時1.1%下げて140円29銭を付け、今年の最安値を更新しました。

今週のFOMCで0.5%の利下げが決まれば、ドルは140円を割り込む可能性があると、 ジェフリーズ・ファイナンシャル・グループのグローバル為替責任者、ブラッド・ベクテル氏は予想しているそうです。もしこの水準まで円が上昇すれば、昨年の7月以来となります。
FOMCの政策発表は、日本時間の9月19日午前3時に予定されています。これまで述べたように、利下げの観測はもちろん、FRBパウエル議長の発言に大きな注目が集まる一週間となるでしょう。
参考:
https://finviz.com/map.ashx?t=sec&st=w1
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-09-15/SJTNP9T0AFB400
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-09-13/SJRG54DWLU6800
先週の決算
先週決算発表のあった注目企業の決算結果をまとめました。アナリストの予想を上回ればビート、下回ればミスとなります!
上から、ブロードコム(Broadcom) $AVGO、オラクル(Oracle) $ORCL、アドビ(Adobe) $ADBEとなります。

今週の決算スケジュール (2024.9.16〜)
今週は以下の企業が決算を発表予定です。
