株価指数、半導体株の押し目買い失速で朝方の上げ幅を消す
要点: 米株は朝方の反発を維持できず、AI相場を支えてきた半導体株への押し目買いも失速し、投資家が「下げれば買う」姿勢を弱めて選別的になっていることが示された
株価指数、半導体株の押し目買い失速で朝方の上げ幅を消す
米株式市場では水曜日、反発の試みが息切れし、主要株価指数は朝方の上げ幅をすべて消した。急激なAI関連株安の後、投資家は寄り付き直後に押し目買いを入れたものの、引けまで相場を押し上げるほどの強い確信には至らず、半導体セクターへの買い継続には結びつかなかった。
半導体株はAIブームの主導役であり、リスク資産全般の地合いを左右してきた。大手銘柄に急落後すぐ資金が戻れば市場も安定しやすいが、この日は戻りが鈍く、序盤の楽観がしぼむと指数は再び上値の重い展開に陥った。市場はハイテク株の時価総額から約1兆3000億ドルを消失させた下落からの回復を探っているが、AI期待の過熱を懸念する声もあり、反発の持続は容易ではない。
個別銘柄では、ブロードコムがOpenAIと共同設計した新型チップ「Jalapeno」に関する報道が注目を集めた。しかし、こうした企業レベルの好材料もセクター全体に漂う広範な警戒感を払拭するには至らなかった。今回の調整が一時的なものか、過熱への警鐘か、市場は見極めを続けている。
日中の反発失敗がただちにAI相場の終焉を意味するわけではない。しかし半導体株が底堅い支持を示すまでは、市場全体が午前中の楽観を確信に満ちた終値へとつなげるのは難しい状況が続きそうだ。
2026-06-24T21:00:54.757219+00:00 UTC 公開
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